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「目」を見つける力

先日古い日本家屋の天井を見上げていて、子どもの頃を思い出しました。 小学生の頃、毎晩布団に入って見上げた天井のしみを「目」に見立て、顔を探したものです。笑った顔、怒った顔、泣いた顔、おばけの顔・・・。 色んな顔を見つけて「こっち見てる~」と怖がっていました。

人間は、他者の視線に気付くのにかけて、非常に優れた能力を持っているそうです。鳥が飛ぶ能力を進化させたように、人間は「目を探知する力」を進化させました。それは、危険な動物に狙われていることに素早く気付き、逃げるために。目と目でコミュニケーションするために。そして、生まれたばかりの赤ちゃんがお母さんを見つけるために。

視線に気付くことが、人間らしい生き方にとても重要だから、私たちは他者の「目を探知する力」を発達させてきたのだと思います。