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お箸が使えるまで

(出典 http://www.momjunction.com/articles/when-will-your-baby-develop-the-pincer-grasp_00327049/?ref=content/)

赤ちゃんのころ、手の平に何かが触れるだけで反射的にぎゅっと握る手ですが、少し成長していくうちに身の周りのものに触れ、おもちゃで遊び、道具を使うようになります。神秘的な子どもの手の発達には4つの段階があるそうです。

1⃣把握反射

生まれたての赤ちゃんは手に触れるものを握ります。これは生きていくための本能的な動きのようです。

2⃣手のひら全体でつかむ

 1歳未満のお子さんは普通、手のひら全体で物を持ちます。初めてのおもちゃはどの子もこう持ちますね。

3⃣親指対4本の指

手のひらづかみから少し経つと親指が独立し、親指とそれ以外の4本指は相対するものとして動きます。親指に対して他の指が向き合うのは、霊長類の中でもチンパンジーやヒトだけです。

4⃣親指と人差し指の独立 

様々なものをつまめるようになります。つまむ動きができれば、スプーンが持て、クレヨンや鉛筆も使え、お箸も持てるようになります。

手全体を使う遊びをたくさん経験しながら、鉛筆やお箸が持てる手に成長していきます。いま何かに触れている動きが、お箸を使う手を作っているのかもしれません。