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日本のお母さんは大変すぎる

先日公園で、「浦和の子育てに何が必要ですか?」と質問したら、何人ものお母さんが「子どもをちょっと預かってくれる場所」と教えてくれました。最近引っ越してきて「幼稚園に空きがないから、年長と年少の子どもを連れて毎日公園に来ている」と教えてくれたお母さんもいます。お母さん達は一生懸命に、母の務めを果たそうとしています。でも、母の務めって何でしょうか。

♪母さんが夜なべをして、てぶくろ編んでくれた~
かつてこう歌われたように、お母さんは家事育児でへとへとでも家族のために頑張ります。核家族で、気軽に助けてくれる親戚が近くにいないから、息抜きは我慢です。そんな大変さからか、この一年の日本人の出生率は前年より約3万人減で、100万人を切り過去最低になりました。

一方、少子化対策に成功しているフランスの子育て環境は、認定保育ママや、公立の一時預かり保育園が充実している上に、「子どもを預けて自分のリフレッシュする時間を持つことによって、より良い育児ができる」という考え方があり、日本のようにお母さんが一人で背負い込まないようです。フランスで子育てどうなってるの?充実したフランスの保育制度

子どもは、様々な世代の人との繋がりの中で豊かに育っていく存在です。沢山の大人が育児に関わり、お母さんがもう少し楽になるよう、社会全体で子育てのフォローをしていく工夫が必要だと感じます。