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みんなに大人気の“縫いさし”のお仕事

これが教室のお子さんの人気ナンバーワンと言ってもよいほど人気のトレイです。「縫いさし」といって、印刷された●の部分に目打ち(竹串も可)で穴をあけて縫うお仕事です。目と指先の連携を強化し、指先の感覚を洗練させる目的があります。

鋭利な目打ちを2歳くらいのお子さんに触れさせることは、大変危険です。それで「これはとても危ないからね。」と言って始めるのですが、お子さんたちはよく理解してくれて、次にやる時は逆に、「これはとても危ないからね。」と真面目な顔で教えてくれたりします。とってもかわいいです。小さな顔に“危険物取扱中”のランプが灯ったら、いつも付きっきりで見ますが、みなさん驚くほどの集中力で、目をキラキラさせて活動します。

縫いさしのお仕事は…

①●に目打ちの先を合わせること
②手ごたえを感じながら目打ちを差し込むこと
③針に糸を通すこと
④玉結びをすること
⑤穴をよく見て表裏をぬうこと
⑥玉止めをすること(セロテープで止める教室もあります)

と、いくつものポイントがあるのですが、お子さんの興味のある部分に集中してお手伝いします。2歳くらいのお子さんだと①と②と⑤で充分満足ですし、4歳くらいで手先の器用なお子さんとは、糸と針の扱い(③④⑥)も含めて行っています。

今回は縫いさしを紹介しましたが、よく見て目と指先を連携させて動かす=「目と手の協応」が上手くいくことは、将来文字を書いたり、運動をする時に大変重要です。砂場でお子さんが大好きな、小石をつまんで容器に入れる遊びも、充分「目と手の協応」の練習になりますから、お家でもそうした遊びを取り入れて頂けるとよいと思います。