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うれしい気持ちが、“ことば”を作ります

小さなお子さんのことばの成長には、個人差があります。1歳の時からどんどん話し始めるお子さん、3歳頃になってもほとんど話さないお子さんもいます。1歳6か月児健診もあり、話さない子の親御さんは心配されるでしょうが、焦りは禁物です。アウトプットすることばの数にとらわれ過ぎてはいけません。ことばとして子どもの口から出るまでには、いくつかの準備が必要です。

ことばは、3つのもので出来ているそうです。それは発語、理解、コミュニケーションです。

●発語(声に出して言うこと)、
●理解(それが何か知っていること)
●コミュニケーション(相手にそれを伝えたい気持ち)

それらが子どもの中で一定水位を超えたとき、「表現したい」という気持ちと一緒に、口から思わず出るのだそうです。

コミュニケーションは一番大切かもしれません。大切な人と、ことばでやり取りしたい、という思いが必要です。

以前、発達支援の専門家のもとで勉強させて頂いた時に、ことばの表出をたすける方法を学びました。それは、ことばが出ない子どもに対して、ことばを出したくなる状況を作って待つということです。

「ブランコが好きな子なら、もういいというまでブランコを押してあげる。電車が好きなら一日中一緒に眺めてあげる。子どもがうれしくて「わぁー」と言う、それがその子にとっての“ことば”じゃないでしょうか。」

そこで教えて頂いた“ことば”の数々を、私はずっと大切にしています。