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一つで3段階楽しめるパズルの配置

かわいいデザインのおもちゃを買っても、すぐに飽きてほったらかし・・・。 我が家でもよくあることですが、配置を変えればパズルは1つで3段階以上楽しめます。

 

①まずは見せることを目的に、そのまま配置。

子どもは「なんだろう?」「触れてみたい!」となり、台から外したり元の場所に戻したり(たまに放置しますが)遊びます。

 

②台からパズルを外し、台の近くに置いておく。

この状態を見た子どもの欲求は「合わせたい!!」です。「赤と赤が…」「しかくだから・・・」など、①で知った知識をもとに合わせていきます。お母さんは後で②の配置に戻してください。お子さんが再び合わせます。

 

③パズルをトレイに入れ、脇に置く。

パズルだけ分けます。図形をこちらに向けれておけば形の認識にもなるでしょう。この段階では難易度が上がっていますが、①と②ですでに学んでいる知識を基に、お子さんは自信を持って適切にはめられるはずです。

こうした段階を踏んだ配置が、たとえば“パズルの活動”に対する自信になります。それが難易度の高いものや、ほかの活動に積極的に取り組む力となるのだと私は信じています。