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外遊びは子どもがやってみてから考える場所

写真はイメージです。

「子どもと公園に行くのが苦手。」と、ある方が教えてくれました。他の子のおもちゃを持って行ったり、遊具の順番が待てなくて他の子を押すそうです。力も動くスピードも変わるので、これまでのようにのんびり見られない事も多いでしょう。庭や空き地の少ない現在、子どもの外遊びをどう見守ればよいか。そんなことを考えながら“プレイパーク”に見学に行きました。

プレイパークは普通の公園と違い、子どもが自由に遊びを発展させられる場所です。例えば、秋なのにビニールプールが置かれていて、その周りには金色の落ち葉。自然と子ども達は落ち葉プール作って、きゃあきゃあ嬉しい声をあげて飛び込みます。また別の場所には、盛り上げた土のそばにシャベルとバケツと、“とい”のきれっぱしです。遊びに来た兄弟が何十分もかけて山と川を作りました。子ども達はワクワクしながら、その環境を自分でもっと楽しくすることに没頭していました。

プレーパークには、“プレイリーダー”という専門スタッフがいます。彼らはやりたいだけ遊びにつきあってくれたり、子どもたちが使いやすい別の小道具をそっと持ってきてくれたりします。そして大切なのは、子ども達の心の支えをしてくれることです。ある不登校の子がふらりと来たとき、焼き芋を焼きながら何でもない話をします。“学校は?成績は?”そんなことは一切言いません。「一発ギャグいくつ言える?」そんな会話が聞こえました。

“プレイリーダー”は、子ども同士のけんかをほとんど止めません。「ぼくの!」「ちがうよ!」子どもの大声が聞こえ、ピリピリとした緊張感が遠くまで伝わる一瞬です。でもプレーリーダーは動きません。『これは危ない』と思えば出るのだそうですが、不思議なことに子ども同士で本当に危険なけんかは起きないそうです。二人は泣きじゃくった涙の筋を残して、ふたたび遊びはじめました。

“安全なけんか”というと言葉は変なのですが、そんな学習もあると思います。プレーパークで子どもは自由に遊びを広げ、環境を自在に作ります。自己主張からけんかに至り、でも遊びたいから折り合いをつけます。たぶん他の遊びを思いついたのでしょう。子ども時代だからこそ、出入り自由な外遊びだからこそ経験できる体験だと思います。

※プレーパークは“冒険遊び場”とも呼ぶそうです。一度行ってみて下さい。